EWWW Image Optimizerは、WordPressサイトの画像を圧縮・最適化するためのプラグインです。以下の特徴があります。 画像圧縮: JPEG、PNG、GIF、そしてPDFファイルの圧縮が可能。無料版でも一定の圧縮が可能で、有料版では更なる高圧縮オプションが提供されます。 WebPサ…
EWWW Image OptimizerとConverter for Mediaはどちらか一つで大丈夫?
- 公開日:2024/11/20
- 最終更新日:
- Wordpress

EWWW Image OptimizerとConverter for Mediaは、画像の最適化において異なる焦点を持ったプラグインです。以下は、どちらか一つでよいかを判断するための考慮点です:
それぞれのプラグインの特徴
EWWW Image Optimizer
- 総合的な画像最適化: JPEG、PNG、GIF、PDFの圧縮。
- WebP変換: 自動的に画像をWebP形式に変換(無料版でも可能)。
- メタデータの削除: 画像から不要なメタデータを削除。
- 一括最適化: 既存の画像を一括で最適化。
- バックグラウンド処理: ユーザーが気づかないうちに画像を最適化し、サイトの速度に影響を与えません。
- 画像サイズの自動調整: 画像を適切なサイズにリサイズ。
Converter for Media
- 画像フォーマット変換に特化: 主にJPEGやPNGをWebPに変換。
- ブラウザ対応: WebPに対応していないブラウザに対しては、元のフォーマットの画像を配信。
- 一括最適化: 新規画像だけでなく、既存の画像もWebPに変換。
- サーバー負荷軽減: .htaccessを通じてImageMagickやGDライブラリを使用せずにWebPを配信。
どちらか一つで大丈夫か?
- 画像の圧縮が重要なら: EWWW Image Optimizerが最適です。EWWWは画像圧縮とWebP変換の両方を提供します。さらに、メタデータの削除や画像サイズの自動調整など、画像最適化に関連する多くの機能を提供します。
- WebP変換のみが目的なら: Converter for Mediaはシンプルで効果的です。特に既存の画像を一括でWebPに変換したい場合や、ブラウザ対応を簡単に設定したい場合に適しています。
使用シナリオ
一つのプラグインで十分なケース
- サイトの速度改善が主な目的で、画像圧縮とWebP変換の両方が必要なら、EWWW Image Optimizerを選ぶのが賢明です。EWWWは他の画像最適化機能も含まれており、総合的な最適化が可能です。
- 画像のWebP変換だけを必要とし、他の画像最適化機能は不要なら、Converter for Mediaで十分です。これは特に、すでに別の方法で画像を圧縮しているが、WebPへの変換が必要な場合に理想的です。
両方使う理由
- Converter for MediaがWebPの配信方法を簡単に提供し、EWWWが提供する高度な画像圧縮やその他の機能を併用したい場合。
- サイト全体の画像最適化戦略の一部として、EWWWで画像を圧縮し、Converter for MediaでWebP変換を確実にする。
結論
- 一つで十分なら:
- 画像の圧縮が必要で、WebPも含めた総合的な最適化を求めるなら、EWWW Image Optimizer。
- WebPへの変換がメインで、他の最適化機能は不要なら、Converter for Media。
- 両方を使うメリット:
- EWWWで画像の圧縮とリサイズ、メタデータの削除を行い、Converter for MediaでWebP変換と配信を最適化する。これにより、各プラグインの強みを最大限に活用できます。
最終的に、どちらか一つで大丈夫かどうかは、サイトの特定のニーズにかかっています。もし画像の最適化が総合的であればEWWW、WebP変換にフォーカスしていればConverter for Mediaを選ぶのが良いでしょう。

WordPressの高速化、SEOの内部対策のやり方、最適なサーバー環境構築など、Webサイト運営に役立つ情報を発信しています。